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バカボンと尼さん

この間、ケガニちゃんの叔父さんが香港に来てはった。
中国の少数民族を訪ねた旅の帰り。

香港在住の叔父さんの友人を交えての晩御飯。
あたし以外はみ~んな英語のネイティブさんという厳しい状況。
またしても地蔵になって固まるか、それとも、いっそのこと
ルーになってやろかいな。
ヘイ、ミーはユーたちとディナーをイートするのはハッピーだぜ!

・・・・・・

それでもな、まだ隣りがケガニちゃんやったら救われる。
あたしの大阪なまりの英語を理解してくれるからさ。

そやのに、叔父さんってば、自ら席順を指図。
君はここ、あなたはあそこと、コンパやないねんからさ~。

で、あたしの左隣は、デザイナーをしてるという年配のおじさん。
右隣りは叔父さんのパートナーのHさん。

Hさんとはもちろん顔見知りやけど、デザイナーのおじさんとは初対面。
楽しう話しがはずむやろかしらん。

あたしね、ほんまに、だあああああああれも、信じてくれはれねんけどさ、
こう見えて人見知り。
こう見えて恥ずかしがりん。
初対面の人ってごっつい緊張するねん。
ほんでも、日本語やと、なんとか会話の糸口もつかめるんやけどさ、
英語やと、内心、オーノー! お手上げジェスチャー☆

そんなこんなで例のごとく、ちょっと固まってたけど、
隣りのデザイナーのおじさんに勇気を出して ( 大げさ? )
ハウドゥドゥと話しかけてみたら
すごいソフトで人当たりのええタイプのお方みたい。

よかったわん。

おまけに、日本にも仕事で住んではったことが、あるらしく
中々の日本通。

更によかった。
これで話題がもつかも。

東京で食べて美味しかったもんや、
趣味で集めてはる浮世絵の話し、
今度は是非、北海道に旅行したいというようなことを
たいへんニコヤカかつ和やかに会話。

おおおおおお、ええ感じや。
これぞ会話を楽しむってこと?
おほほほほ、あたしも、ようやっと地蔵脱出かしら。

と、思ったとき、デザイナーおじさんが、
またニッコリとお上品に笑いながら一言。

「 僕ねぇ、バカボンが大好きなんだよ。 」

???????? バカボン??????

このバカボン???

3321605833.jpg


ごっつい通やなぁ。
初めて見たバカボンが好きな外人。
・・・・・
いや、そんなわけなかろ。
またしても恐怖の聞き取り不能。

あの~、バカボン?
イエース、バカボン♪

やっぱりバカボンって言うてはるよなぁ。

心の中で首をかしげながらも、
もうしゃあないがな。
バカボンで会話を続けようと決意。

「 バカボン、おもしろいですもんね~。 」

「 うん、とっても綺麗だよね~。 」

綺麗???  やっぱり絶対、バカボンとはちゃう~~。

何? 何? なんて言うてはんのん??

でもでも、2回も、バカボン??? って訊いた手前、もう一回訊くんは
勇気がいるのさ。
ええい、とりあえず、ぼけ続けるしかないぞ。

「 ちいちゃい時大好きだったの~ 」

「 え? ちいちゃい時からバカボンなんて使ってたの? 」

と今度はデザイナーおじさんが怪訝な顔。

だから、バカボンじゃないでしょ、バカボンじゃ。
あなたの言うてるんは一体なんなのよおおおおおお。

と、見かねて ( 多分 ) 横からHさんが助け舟。

「 クリスタルはやっぱりバカボンだよね~。 」

あ! もしかして!!

そうです。
バカボンやなくて、『 バカラ 』 のことやったのよ~。
は~、恥ずかしいよ、バカボンボン。

ほんでもな~、北海道の話とかしてて、 
カニ食いたいと盛り上がってたんが、なんで、急にバカラなん??
その話しのつながりが、わかりないあるよ。

と言うて、浮世絵からバカボンにもつながらんか。

オ~、ミーのイングリッシュはダメダメ、ベリーマッチよ~。

とか言いながら自分のことながら、笑えてくる。
バカラの話しをしているお方に、バカボン、バカボン、バカボンボンと
連発してた大間抜けなあてくし☆

と、笑うてる場合やない。
今度はHさんとの会話へ移る。

「 ケガニ君から聞いたよ~。 本が出版されるんだって? おめでとう。 」

お、順調、順調。
これはわかるぜ。

「  ありがとう~。 」 

「 どんな話しなの? 」

「 ラブストーリーなの。 」

「 へ~、いつ書いたの? 」

「 あ、去年。 」

そこでHさん、怪訝な顔。

「 ええっと、そうじゃあなくて~、どんな時に書いたの? 」

どんな時? 
また掘った質問やな~。
でも、そんなんきいてどないすんねんやろ?

「 仕事の後とか~、休みの日とか~、 あ、カニ姫の婚約BBQの
往復の機内で最後の追い込みをしたのよ~。 」

さらに困惑顔のHさん。

ここで、外国人さんと、日本人の違い。

日本人やと、あ~、なんか話し通じてないみたいやけど、
まあ、ええか~、大した話しでもないし~と話題を変えたりする。

でも外国人さんやと、何が何でも通じるまで話題を変えへん。

かくして、聞き取りダメダメのあたしを相手にHさんの苦闘が続く。

「 ええええと、何て言うたら、ええかな~。 その話しは
未来の話し? それとも現代の話し? それとも過去の話し? 」

!!! やっとわかり申した彼の言わんとすることが!

「 現代のお話し! 」

と目を輝かせて答えたけど、この長い苦闘の甲斐があるのか、この答えに???

ともあれ、見失いかけた会話の尻尾をなんとか掴んだかなとホッ。
そんなあたしに追い討ちをかけるかのように、次の一言。

「 でも尼さんになったら大変だよね~。 」

????????
尼さん????

この尼さん??
  
2520595063.jpg


( しかし、別嬪さんやな、この尼さん )

さっきはバカラがバカボン!
今度は何を聞き間違えてるんかいな、あたしの耳は。

「 尼さん?? 」

「 そうそう、尼さん。 大変な職業だよね。 」

そこへ今度は左のデザイナーおじさんが助け船と思いきや

「 還俗ってできるの? 」

げ、還俗???????? 
これは、ど~~~~~~う考えても 
『 尼さん 』 のことを語ってるよなぁ。

なんで? なんで? なんで?
ほんの3秒前までは、あたしの小説の話ししてたのに。

まさしく固まるあたしをとびこえて、
デザイナーおじさんとHさんは

「 神父さんでも、還俗することは、そんなに珍しいことやないしね。 」
「 最初は一生おつかえするつもりやったんだろうけどね~。」

なんて会話をしてはる。

あの~、あたしは今のところ、出家の予定はございませんのよ。

100個ぐらいのハテナマークに囲まれて
会話を楽しむのにも、悟りをひらくにも、まだまだの
ディナーの席やったのだよ。
なんまいだぶぅ。


ここで一句: 神頼み したくなるよな 大間抜け



本日の銀ちゃん:  アップ♪
DSC07506.jpg




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バカラってバカボンと発音似てるんですねー。未だバカラの話をガイジンさんとしたことないけど、こんど注意してリッスンしてみますv-80

バカボン久しぶりに見た気がします。
まさに会話のラビリンス…何故尼さんが登場したのか、いつかわかる日が来るのでしょうか、、、、
バ~カボンボン♪

ご苦労さまでした!!!
なんだかとっても。。。共感できます。
アメリカの人たちと日本の人たちではまったくちがいますよね。
酔っている時でも、話が通じるまでず~~~っと頑張っていますよね。
"もうええやん!!!"って。。。ショットをさせて逃げています。はい。v-218

バァ~カボンボンの音楽が頭から離れないよ~~っ。爆
私のお友達が英語塾をしてて、外国人の先生を雇ってるんだ。
だから気持ちよく分かるぅ。
話が通じなくなったら、日本人だったら笑ってごまかすよね。
外国人はしつこく通じるまで話してくるから本当に焦るわ。
銀ちゃんのアップ可愛い~☆
瞳がキラキラだね。

思いっきり楽しんだ?疲れた?ディナーでしたね♪♪
そんな会話をしながら食欲の方はどうだったのですか?
私も以前障子の事をことこまかく聞かれ困った時がありました。。。

くっくっく。。。(爆
バカボン!でも、ほんまにとんでもない言葉に、
聞こえる時あるよな、未だ特に知らん外国人との話むっちゃ緊張するわ。
でも、なんで尼さんの話に急にとんだんかな。
でも、還俗なんて単語聞き取れるなんてすごい!
わたしゃ、単語自体知らんで~。

あーははは!朝から大笑いしました。本当にお疲れ様。
最近の日本通の外人さんってバカボンなんて好きなんだぁ~と思ったら
バカラだったんですね。それなら納得だわ。
しかしさっきまで北海道や浮世絵の話ししてたのになぜバカラの話しに?
私もその場にいたらバカボンの話しをし続けてると思うわぁ。。。汗
本の話も、いつ書いたの?はいつの話しを書いたの?ってことだったんですね。
答えは現在の話し!そこにたどり着くまで本当にご苦労様でした。
しかし本の話からなぜ尼さんの話しに?
おまけに還俗がどうしたこうしたって本当にその話題に興味あるのかしらね~(笑)
銀ママさんは疲れたと思うけど私は面白かったです。
銀ちゃんアップ可愛いね~。こんにちはって挨拶したくなるわ。


えっ?最後の尼さんて?なに?気になる・・・
言葉の壁があるだけでも大変なのに、なかなか初対面の人としゃべるなんて大変ですね~
でも、ママさんは偉いわ!
?マーク飛び交わせながらも付いていけるんやから、ほんとすごいと思います。

おお~!銀ちゃん、チュ!^^

お気持ちお察しします。
私もいつも外国人の中では貝になりぬり壁になりたい気持ちでいっぱいになります。
それなのにパーティーなどで席が決まっていて主人と離ればなれになった日には最悪。
話しかけられても話しかけることはあまりなく、いや~な沈黙を作ることもたたあり。
日本語だったら弾丸トークなのになぁ~と改めて国際結婚の壁を感じるひととき。

お互いがんばりましょう!

わかるわ~~~~~。(しみじみ)
しかしねえ、誰が人見知り?????恥ずかしがり???ほんものは、勇気出しても話しかけたりは出来ませんのよ(笑)しかしほんま、席をぐちゃぐちゃにすんのん、勘弁してー☆って思うよなあ。私達にとって相方はかなり通訳入ってるからさー(笑)
バカボン、ほんまにバカラの話しやったんやろか?(笑)
わからんねんから、テキトーに流して~な~~と思うけど突っ込みに突っ込まれ、しどろもどろ。
心の中で『つまらんオンナやと思てるやろなあ、このおっさん。あたし、ほんまはもっとおもろいねんでー!!!!』と叫ぶよな。

apapodちゃん>いやあああ、ほんまにバカラって言うてはったんかなぁ。
それですら、いまやラビリンスの中(笑)

meimeiさん>いまだにわかりません、
尼さん登場のいきさつ。
どっちにしても、あたしは絶壁気味の頭なんで、尼さんは無理かも。

achocoちゃん>そうなのよ~、わからへんけど、まあええかっていうのはアジア人特有なんかなぁ~。
すごい大したことでもないのに、すごい頑張ってくれるやんね~。
ありがたいやら、しんどいやら(笑)

こむぎママさん>そう、私も書きながらバ~カボンボンでした。
彼らのあくなき追求心はなんなんでしょう。
さすが、世界の果て、アメリカ大陸を発見しただけあります(?)
銀ちゃん、アップが好きなようです。
カメラに迫ってきます。

ダイヤさん>いやいや~~、味があんまりわかれへんディナーでした。
しかし、障子もこれまた深いですね~。
何で、そこに興味が??っていうような話題にそういえばよくなることがあります。

きょんこちゃん>ほんまに~、自分がバカボンボンでしたの。
外国人部隊とのお付き合いは疲れますえ~。
還俗はね、単語やなくて、宗教を離れるとか、なんかそんな言いまわしやったわ~。

bikkyママさん>そうなんですよ~。途中から、これは絶対バカボンの話しやないな~って思ってるのに、いつまでもバカボンを連発している自分が笑えました ( 笑ってる場合? )
尼さんといい、言葉の迷宮でした。
銀ちゃん、カメラ大好きです~。

まりかずさん>謎をときあかせなくてごめんなさい。
尼さんは謎のままです。
ほんとに、はにわのように、固まることが多いです。
銀ちゃん、まりかずさん、ちゅうしてくれはったよ~、よかったね~♪

京子ちゃん>そうそう、あれ、なんで席はなすんでしょうねぇ。
それって意地悪?ってききたくなりますよね。
あああ、あたしも大阪弁なら弾丸やのにな~と、いっつも思います。

殿下>あら、こんなに恥ずかしがりんなのに~(笑)
バカボン、もしかして、バカラでもないかも。
今となっては謎のまま。
今度、このデザイナーさんに会って、
この間のバカボンって?ってきいてみても
ますます迷宮入りよね(笑)
ほんとね、大阪人、何がつらいって、つまらん女って思われるのは辛いよね~。

わかった!バーボンが好きなんちゃう?北海道の???
で、バーボン飲むならクリスタル!あれ?
・・・・って、ここへ戻って来てまでも掘ることなんやろか、私(笑)
めっちゃ仕事溜まって来てるのに。。。(汗)

殿下! あああああ、そうかも! バカラやなくてバーボンかも!
・・・・仕事中ありがとう、ホリホリ師匠(笑)

英語が堪能な銀ママさんだと思っていました。ホントは、そうなのでしょうが・・。

以前にも書きましたが?(たぶん)
家の近くのホームセンターの名前「ディック」です。
で、パチンコ屋さんの看板には大きく「Enjoy yourself」←コレって隠語ですよね。(^_^;)
知らないで使うと、危ないですね。

あたしは最近面倒くさくて家族の集まりをぶっちすることあるよ。取り立てて話すこともないし。まぁ子供ができたらそっちの話題ができるんだろうけど。あぁそんなことしているから英語が全然上達しないんだわなぁ。

何何?

もっー!大笑いやわ~。
結局なんの話?バカラ?バカボン?バーボン?尼さん?なんだろな~??巻き戻し再生して見てみたい~!

デザイナーだったら、バカボンかと思うかも、私も。でもアメリカ人の口から「バカラ」なんて出てくると思わないよねー、普通は。
にしても、尼さん、なんなんだろー?逆にわかるまで食らいつくかも…。すっごく気になるー。

銀ママさん、あまりにおもしろい~~~~!!バカラがバカボン、で、尼さんに還俗。爆笑
銀ママさんでもこんなことがあるなんて、すごい世界ですね。
こんなおもしろい話をよみ逃していたとは、
今日みつけて、よかった~~~。
すごいいいもの見つけたときの喜びみたいです~。笑
なんか、疲労がすっとぶような気持ちになりました。
でも、なぜに尼さんの話になったんでしょうね~。わかりませぬ。

Coroさん>英語、堪能になれる日がくるのでしょうか!
祈っとこ。
ディックは大阪のローン会社もありましたね~。
お金を返さないとチ○チン切られそうでこわいです ( ってあたしはチ○チン、ないですが(笑)
ほんとに、世の中あぶないことだらけ~。

なみびんちゃん>そうなのよね~。
その点、かにファミリーはおしゃべりが多いぶん、自分はうなづいてるだけでええのが、
楽かも。
なんで、英語になったとたん、話題がでてこないのかと不思議なのよね~。

らび母さん>これはもう、永遠の謎ですよね。
わたしの耳はロバの耳~???
ほんと巻き戻ししたいです。

Cherrysliceさん>そうでしょ、日本通のデザイナー。もしかしたらと最初は思いました。
でも、途中から、絶対ちがうと確信があるのに、バカボンのまま会話をつづけてる自分に密かにうけてましたの。

かなりんさん>ほんとにね~、なんの話しをしてたんでしょう。
きっと、これは、神様が、修行をせよ、煩悩をすてよと、あたしにメッセージを送ってはるのかも?
あああ、でおマルコメにする勇気はまだありませんの。
プロフィール

 銀ママこと、咲乃月音

Author: 銀ママこと、咲乃月音
1967年大阪生まれ。
1994年より香港在住。
第3回日本ラブストーリー大賞に
入賞、作家デビュー。
家族はウサギの銀姫と
アメリカ人のケガニちゃん。

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