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大阪 お月さんを探して

       本日の銀姫:なでなでプリーズ♪ 

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あっと言う間に飛行機は伊丹に到着。

なんか帰ってきたなぁって実感するわ。
家が近いこともあるけどさ、伊丹から色んなとこに旅行したからか
関空よりも、しっくりくる。
関空は関西の空港で大阪の空港って感じやないもんね。

車の中から見えるんも、よう見慣れた町並みやし。
タクシーの運転手さんの大阪弁にもまた和むんよねぇ。
えっへっへっ、大阪、大阪♪
帰ってきたよ~ん。

ただいまウキウキ気分も実家に近づくにつれて微妙にダウン。
大丈夫かなぁぁぁ。
なんせガラクタ姫のうちのオカン。
物をよう捨てへんのよね。
捨てへんぐらいなら年いった人にはようあるねんけどさ、 
捨てへんだけやのうて、拾うてきたりもしてしまう。
実家はおそろしきガラクタ城。
今回はちゃんと玄関から入れるんやろか。

不安と怖いもんみたさの期待をのせたタクシーは一路実家へ。
どきどきどき。

ただいまぁ~。
玄関の上がり框にはなぜかダイニングテーブル。
ご近所さんが大型ごみで出そうとしはったんをまた
もうたらしい☆

入るのにひと難儀。
よっこらせっと。
まぁ、そんでも玄関はなんとかスペースがあったわ(どんな家や)
ほっとしたとこに、お帰り~とオカン登場!

ようお帰り、ようお帰り、まぁまぁ、東京は何時にでたん、飛行機は混んでたか、まぁ、よう、こんなに荷物もってどないやって持ってきたん、ケガニさんが運んでくれたんかいな、ほんで機嫌よう送ってくれったんかいな、いや~、ケガニさんも大阪来て欲しかったわぁ、お母さんの誕生日やのになぁ、ほんであんたお昼は何を食べたん、お腹すいてへんか、お母さんには何をお土産もってきてくれたん、あ、あの頼んでた真珠のネックレスは持って帰ってきてくれたんかいな、いや~、このブーツええやないの、お母さんこんなんが欲しいねん、おいて帰ってえなぁ、香港もう寒ないねんやろ、それにしてもあんた太ったんとちゃうのん、まぁ、大きなお尻になって、おばちゃんみたいやないの、いややわあ。あんた元々足短いねんからそんな大きいお尻になったら足の短いのん目立つなぁ、まぁ、それはあたしに似たんやわなぁ、しゃあないわなぁ。それにえらい疲れた顔して、くまできてるで、くま。まぁ、ちょっと、ゆっくりしなさいな。

ゆっくりできるかぁぁぁぁ

すんません、あたしにもしゃべらせて、オカン。
ほんまにようしゃべるわ~。
まぁね、ずうっとこの調子やからオカンとおる時のあたしを
見た連れが『あんたがあんなにおとなしいのん初めて見た』
って言われたことあるもんな。

おとなしいのんとちゃうんじゃい。
しゃべる隙があれへんねんもん。

だだ漏れの蛇口のようにしゃべってるオカンに必死で
わりこむ。

「今日は温泉行くんやんなぁ?もう5時前やし、用意せな。」

「あ、温泉な、そう思うててんけどなぁ、Mさんとこに行こうかなと思うて」

え? そうなん。
Mさんはまだあたしが幼稚園にあがる前にご近所さんやった一家。
その後、ちょっとだけ遠いとこに引越ししはったけど、家族ぐるみのお付き合いはそのまんま。
ちゃきちゃきしたおっちゃんと、別嬪さんでむちゃ優しいおばちゃん。
去年NYの披露宴の時のオカンの荷物もこのおばちゃんが
してくれはった。

京都の披露宴にご招待しとってんけど、おっちゃんが
ちょっと前から体調を悪うしてもうて来てもらわれへんかった。
お祝いもうてたし、会うてお礼がいいたかったんで、ちょうどよかった。

が、一抹の不安。
ノーアポ女王のうちのオカン。
行くって言うたあるんやろか?

「そんなん言うてないよ。あんたが行ったら喜ぶに違いないやないの。
行きましょ、行きましょ。」

あかん、あかん、そんな急にしかも思いっきりご飯時やがな。
電話して行ってもええかどうか聞きなさい。

そんなん、別にええのに・・・とかブツブツいいながら電話するオカン。

「あ~、もしもし、今ね、うちの子香港から帰ってきてねぇ。
どうしても、おっちゃんとおばちゃんの顔が見たいんやてぇ。
今からよせてもうてええかなぁ。いや~、あたしは、そんな
急に言うたら迷惑やって言うてんけどさぁ。この子がどうしても
行きたい言うから」

嘘つきか~~~~!

ほんでも、天使のようなおばちゃんは、おいでおいでと言うてくれはった。

いっつも思うけどさぁ、あたしら母娘ってほんまに周りの人に
恵まれてんのよねぇ。
この難儀なオカンをニコニコと世話してくれはるマザーテレサの
ようなええ人がいっぱいいてはるのよ。
ありがた屋の鐘が今日もなりまくりる。

バスでMさん宅に行く。
急なことやったのに、あたしらのご飯の用意もしてくれてはった。
煮魚、紅白なます、炊きたてご飯、かぼちゃのたいたん、
お味噌汁。
あったかいご飯、あったかいおもてなし、あったかい気持ち。

ばくばく食べるうちら母娘をニコニコ笑ってみてるおばちゃん。
いっつも穏やかで、ほんまにちいちゃい時から知ってるけど
怒ってるのんみたことないような気がする。

おっちゃんの体調も心配してたより顔色がよくてちょっと安心したけど
ほんでも、ちいちゃい頃から知ってる元気でチャキチャキな
おっちゃんとは違う姿に気持ちがしおれる。
頑張り屋のおっちゃん。
つらいリハビリもがんばってるらしい。
早うちょっとでもようなってほしい。

温泉ランドに行こうと思うてたと言うたら近くに有名な銭湯が
あるっていうんで教えてもうて行くことに。

タクシー拾うとこまでおばちゃんが見送ってくれた。
いっつもそうやったなぁ。
家に遊びにいったら、曲がり角までおっちゃんとおばちゃんが
見送ってくれた。
何回ふり向いてもずっとそこに二人が立ってたなぁ。
見えへんようになるまで。

その日もタクシーの窓ごしに何回も振り向いた。
寒い夜の風に自分の肩を両手で抱きもって、
見送ってくれるおばちゃんの姿。
夜の中にぽつんと浮かぶおばちゃんのエプロンの白い色。
遠く遠くなるまでオカンと一緒に手をふった。

教えてもうた銭湯は木の札を下駄箱に使うようなちょっと懐かしい感じの
お風呂屋さん。
そう言うたらちいちゃい時はうちにお風呂なかったなぁ。
オカンと二人で銭湯に通うたんをなんとなく覚えてる。

洗い場にすわってオカンの背中を洗う。
あっという間に洗い終わってしまうようなちいちゃい白い背中。
色んなもん、しょたろうて来たんやろなぁ。
思いながらゴシゴシこする。

わぁ、露天風呂まである。
ふたりではしゃいで湯をはねさせて滑りこむ。
ちべたい空気。
耳まで冷えてしまうから、ぶくぶく湯船にしずみながら
それでも空を見上げてた。
お月さんはどこにおるんやろ。
囲いに切り取られた黒い黒い空。
ため息のような白い湯気に囲まれて、
しんしん更けてった大阪最初の晩やった。


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おかあはんのマシンガン出迎えトークの再現!
割り込む隙間がないですねぇ。

お母さんと水入らずでいいね~~。
きっと、お母さんも喜んでたはず~。
でも、銀ママのままはトークがつながってるんやわ~~。すごいよ。^^;

元気なおかんちゃんの様子が聞けてうれし。
家もよく銭湯いったな~。
温泉もいいけど、銭湯もいいね~。
末永いお付き合いのできるご一家が近所だったのね。
これもおかんちゃんの人柄よね~。

ええわ~、おかん。ええ味出してはるよな~、いっつも。うちのおかんは笑いにパンチがないから苛つくねん。同じ淡路島出身やのにねえ。

とびのしんさん>マシンガンというか、切れ目のないトコロテンのようなオカンのしゃべくりです。自分は無口なほうやったんなぁと思います、オカンの前に出ると。

かなりんさん>オカントークはほんまに切れ目がありません。ほっといたら、ずううううううっと一人でしゃべってます。こわいです(笑)

ジャスミン>銭湯っていいよね、ほんま。それに最近は銭湯っていうてもすごい色んなお風呂があったりして、びっくりしたわ。
ゆったりお風呂につかれるあの幸せ。ビバノンノ♪

殿下>パンチがありすぎて、リングに倒れることしばしばよ。
あのパワーはどっから来るんやろ? 
やっぱり淡路島、たまねぎパワーかな?

私も子供の時おばあちゃん家へ行った時銭湯だった。銭湯好きだったな。お風呂の後に飲むコーヒー牛乳はお約束だったにょろ。v-48

じゅんじゅん、大人やわぁ。あたしは牛乳でもコーヒーは結構大人の飲みもので、フルーツ牛乳のんでたかも。
ここの銭湯いっぱいお風呂の種類はあるけど、脱衣所とかの雰囲気はなつかしい感じでええ味だしてたわ~。

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プロフィール

 銀ママこと、咲乃月音

Author: 銀ママこと、咲乃月音
1967年大阪生まれ。
1994年より香港在住。
第3回日本ラブストーリー大賞に
入賞、作家デビュー。
家族はウサギの銀姫と
アメリカ人のケガニちゃん。

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